栄養管理について

主治医の指示の下、一人ひとりの生活習慣にあわせた栄養食事指導を実施しています。
指導内容は、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病などで、食生活の改善・継続に向けてサポートを行っております。

また、NST（栄養サポートチーム）活動では、栄養改善の必要のある患者様を中心に栄養評価を行い、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・その他コメディカルと協力し、栄養状態の改善に取り組んでいます。
褥瘡を有する患者様に対しては、創の大きさ・深さ・滲出液の有無などを評価し、創部に対する局所療法のみならず、NSTと連携し、栄養状態の評価・栄養療法の検討を行っております。

さらに、当院では退院後も切れ目のない栄養管理をめざして、栄養情報提供書の作成を行っております。栄養情報提供書には「食事の量や形態」「水分のとろみの有無」「実際に摂取していた量」「体重の変化」など、栄養ケアの経過を記録しています。栄養情報提供書を退院先の管理栄養士や在宅ケアを担当するケアマネジャーに渡すことにより、入院中の栄養ケアに関する情報を共有できます。